はじめに
数年前から自転車で国道254号線を走って松本まで行ってみたいなと思っていてついにロードバイクで走ってきた。
元々の構想では、魔改造dahon routeで計画していたけど無理があるので先日購入したロードバイクで行ってきた。
ルート
国道254号の起点である本郷3丁目交差点を午前1時に出発しひたすら国道254号線を進む。
自転車が通れない箇所はもちろん迂回した。
Stravaで見た限り獲得標高は3000m以上ある感じだった。
実施当日
スタート
スタート地点は、国道254号の起点、本郷三丁目交差点。
9月19日、時刻は、深夜1時前、台風が通り過ぎて雨が止んだのを見計らって出発した。
コウペンちゃんキーホルダーが今回のお供。
交通量は、深夜だけあって少なく快適に進む。
池袋付近に自転車の通れない箇所があったため迂回を行った。
埼玉県区間
富士見川越バイパスは通らず、国道463号と交差する英インターもまっすぐ進んだ。
出発から1時間10分ほどで川越街道の石碑に到着。
場所は、おおよそ英インターを越えた新座市付近だったらしい。
ここで最初の休憩をした。(補給食のソイジョイ食べた)
川越付近は16号との重複区間を進んで、富士見川越バイパスから続く道に合流した。
このあたりで前に他の自転車集団を見かけたりした。
コンビニで途中軽い休憩しつつ東松山を越え、最初の登り区間小川バイパスを通り、順調に進みセブンイレブン寄居ホンダ工場前店で長めの朝食休憩をした。
時間は、午前5時前。出発して80km近く走りすでに4時間を経過していた。
6時前にコンビニを出発しまたひたすら国道254を走る。
秩父鉄道と八高線を越えてひたすら走る。
途中、ガリガリ君の工場を見かけて休憩兼ねて記念撮影。
群馬県区間
また走り初めてしばらくすると川を越えて群馬県の藤岡に到着。
これで出発からおおよそ100kmほど走ったらしい。
でも、まだ行程の半分に到達してない。
吉井インターのローソンで水を補給し、淡々と国道254号を走り世界遺産の富岡製糸場も素通りして、下仁田の道の駅"しもにた"に到着。
バイクの人がめっちゃ多かった。
I'm at 道の駅 しもにた in 下仁田町, 群馬県 https://t.co/qoNa7BUJ0q
— ふぶき氏 (@fubukiefsf) 2021年9月18日
内山峠
この先、今回の行程最大の山岳区間、内山峠(ただしトンネルを通過)となるため、長めの休憩を取ることに。
少し疲れが出ていたためベンチで横になった。
1時間ほど休憩して再び出発。
山岳区間が始まりひたすら登る。
長野県区間
2時間半ほどかけて登り、内山峠トンネルを抜けて長野県へ到達。
途中、あまりにもきつくて、休んだりで予定よりも時間がかかってしまった。
トンネルを抜けた先にドライブイン(閉業済みだった)に自動販売機があり、そこで水分と糖分を補給してご褒美の長めの下り区間へと突入した。
登りでエネルギーを完全に使い果たしたらしく、途中、交差点でベンチを見つけ20分ほど横になって休憩した。
https://goo.gl/maps/g7z1RpQQdorVBNKY8goo.gl
再び走り始め、セブンイレブンを見つけ入店。
長めの休憩を行い昼食をとった。
ほうとう食べて、レッドブル飲んでトータル1時間ほど休憩して再び出発、ここまでの走行距離160kmほど。
行程の半分は越えた。
峠越えでかなりエネルギーを使っていたが食事したことで体が回復していくのを感じた。
長野県内は、しばらく平坦が続き快適にすすむ。なにかのピークを越えたのか疲れをあまり感じなくなってきた。
道の駅 女神の里 たてしなで再び休憩。
目の前に広がる田園風景がきれいだった。
ここで飲んだコーラが人生で一番美味しいコーラだったかもしれない…。
再び走り出し、重複していた国道142号と別れ、本日3度目の登り区間。
以前、車で通過したときは集落内を通過した記憶があったが、宇山バイパスなるものが完成していて快適に走れた。
ここは一番やさしい登り区間だった。(丘くらいな感じ)
ハッピードリンクショップを越えれば下り坂。
あっとゆう間に、国道152号との重複区間に合流。
すぐに、国道152号とは別れ再び国道254号単独区間に。
三才山トンネルへ
最後の難所、三才山トンネルへ向けて登り始める。
以前は有料トンネルであった三才山トンネルだが、2020年09月01日から無料開放されたため現在は費用が必要ない。
有料トンネルの時も自転車は50円で通過できた。
三才山トンネル抜けたあとの松本側が急な坂なのは覚えていたけど上田市側もなかなかの上り坂だった。
本格的な登りの前にセブンイレブンを発見したので最終決戦に備え補給と休憩。
すでに走行距離は200km近くとなっていた。
体はだいぶ消耗しつつあるけど距離的にもあと少しと出発し登り始める。
真っ直ぐではあるけどなかなかの勾配が続く。(サイコンでどのくらいの勾配か見る余裕もなかった。)
途中、車の人に、声をかけられまだ坂続くから乗っていくかと聞かれたけどここまで来たら走りきりたいので感謝をしつつ断る。
登り続け、三才山トンネルに到達。
トンネルまでくれば下りかなと思ったらまだ登りだった。
登りのトンネル内をしばらく走り、下りになり、トンネルを抜け松本市に到着。
トンネル横の広めのスペース(元々料金所があった辺り)で休憩をしつつ三才山トンネルの入り口を眺める。
下りに備えウインドブレーカーを着た。
日も暮れ始め、気温も下がり始めたのと下り坂は、冷えやすいためだ。
あとは、坂を一気に下り松本トンネルを抜ければゴールとなる。
三才山トンネル後の下り坂は、なかなか急でずっとブレーキかけていてもブレーキを離せば簡単に50km/hを越えてしまうほど。
そんな自転車の横をさらに速い速度で車が抜かしていく。
あっという間に松本トンネルをも通り抜けゴールの平瀬口交差点についに到着のはずが、この先の川を越えた交差点がゴールと勘違いし少し多めに走ってしまった。
再び平瀬口交差点に戻り、ついにゴール。
時刻は、18:25。
走行距離は、224kmほど
休憩込みで17時間40分ほどかけて国道254号を走りきりこの旅を終えることが出来た。
この日は、信州健康ランドに宿泊の予約を取っていたのでゴールはしたものの追加で10kmほど走る必要がある。
ゴールを実感したせいか、脚がついに売り切れてしまい。
今回の旅程で一番走るのが辛かったのが最後のホテルまでの10kmだった。
ホテル、松本市内だと思ってたら、実は塩尻市だったと到着してから気がついた。
https://goo.gl/maps/XA6KwgTQ3YfWokQb9goo.gl
ホテルに着いて、自転車を輪行形態にして部屋に持ち込み、
広い風呂に入り館内の焼肉屋でたくさん食べて、翌日、あずさで帰宅し無事旅を終えることが出来た。
まとめ
自転車(ロードバイク)を買い毎晩、荒川サイクリングロードを河口(新砂リバースステーション)まで往復し体力を多少つけたかいありどうにか完走できた。
長距離のサイクリングを終えると達成感がすごく楽しい。
登りの練習が不十分だったことを痛感したので、どこか峠を再び登りに練習に行きたい。