- はじめに
- 百度地図(バイドゥマップ / ひゃくどちず)
- 高徳地図(Amap / ガオドゥマップ /こうとくちず)
- iPhoneのマップアプリ
- 旅行者が日本でおなじみだけど中国で繋がらないアプリやサービスを使うには
- VPNサービス
- まとめ
はじめに
中華人民共和国(以下 中国と表示)ではGoogle(グーグル)のサービスが基本的に利用できないのはご存知だろうか?
筆者は、香港から中国本土側の深圳へ旅行したときにGoogleマップが使えず戸惑ったことがあった。
Googleは2010年に中国市場から撤退した。
その後、中国のインターネットからはグーグルは遮断されている。
その他の影響もあるかもしれないが、とにかく中国ではgoogleに限らず様々な日本では当たり前に利用しているアプリやサービスでも利用できないものが多い。
LINEやX(twitter)やInstagram、youtube、facebookも繋がらず基本的に利用できない。
特に旅行で中国を訪れたときに土地勘もなくホテルや観光地までナビもなく移動するのは骨が折れる。
iPhoneであればiPhoneに搭載されたマップアプリでどうにかなるがandroidではGoogle Map(グーグルマップ)を頼りにしている人が多いのではないだろうか?
中国国内ではGoogle Mapが開けたとしても地図がズレているためほとんど使い物にならないことが多い。
そこで、今回は深センに限らず、中国国内でもホテルや観光地へのアクセスに利用できる地図アプリを紹介する。
百度地図(バイドゥマップ / ひゃくどちず)
百度地図は、中国の検索エンジンで有名な百度が運営している地図。
WEB版とアプリがある。
少しだけ使うならWEB版でも十分利用できる。
現在は撤退しているが過去日本でもサービスを行っていたため日本の地図もある程度表示される。
Web版
android
iPhone
apps.apple.com高徳地図(Amap / ガオドゥマップ /こうとくちず)
高徳地図は、中国国内のMAPに特化した地図アプリ。
日本で見ても日本の地図は真っ白になる。
AliExpressなどで日本でも少し馴染みのあるアリババグループが運営している地図アプリだ。
webからでも利用できるがスマートフォンなら動作的にアプリのほうがスムーズ。
筆者は、高徳地図のUIが見やすいと感じたため高徳地図を好んで使うことが多い。
Web版
android
iPhone
apps.apple.com地図の色の付け方は高徳地図のほうが見やすく感じる。
iPhoneのマップアプリ
iPhoneにデフォルトでインストールされているマップ.appであれば、中国の地図がサポートされているので問題なく利用可能だ。
地図に付随する情報については、百度地図や高徳地図のほうが詳しい。
とにかく現地までたどり着ければよいならこちらのアプリでよいだろう。
旅行者が日本でおなじみだけど中国で繋がらないアプリやサービスを使うには
国際ローミングでネットワークの出口が中国ではないwifiルータやesimを契約してから行けば利用できる。
ただし、google mapは地図がズレているためほど使い物にならない。
筆者のおすすめは日本と海外を意識することなく毎月標準で30GBまで利用できるahamo
アメリカ以外での海外旅行では海外の対応国と地域数を考慮しても毎月標準で30GBまで利用できるahamoが最強。
もちろん中国からでもahamoの無料の国際ローミングでGoogle MapにLINEやInstagram、facebook、X(Twitter)も利用できる。
VPNサービス
VPNサービスを利用するなら初回最大2ヶ月無料なインターリンクのセカイVPN
がおすすめだ。
iPhoneならアプリでVPNのON/OFFを管理できて簡単に設定できる。
申込みも以下のバナーから可能。
中国へ渡航するなら検討してみてはいかがだろうか?
まとめ
今回は、中国旅行で最初にぶつかる壁と言ってもいいgoogleマップに代わる地図アプリの紹介を行った。
過去、筆者も初めて深センに行ったときに泊まろうとしてたホテルをgoogleマップで確認したら建物も道路も何も無い線路の直上を示されて戸惑った。
当時は、百度マップの存在を知っていたので難を逃れたが、全く代替のアプリがわからないとルート案内されるままに訪れて混乱することになってしまう。
日本国籍保有者への中国渡航へのビザ免除が再開されたので訪れる人も増えたかもしれないので参考になれば幸いだ。