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【中国国内線対策】Xiaomi 165W Power BANK 10000の中国版(3C認証付き)を入手!日本版との違いをレビュー

 【中国国内線対策】Xiaomi 165W Power BANK 10000の中国版(3C認証付き)を入手!日本版との違いをレビュー

はじめに

近年、飛行機に持ち込めるモバイルバッテリーの規定が厳しくなってきている。
その中でも、中国の国内線では、中国版PSE認証の3C(CCC)認証の表記がないと基本的に手荷物検査でモバイルバッテリーを没収されてしまうことが話題になっている。
まれに型番を確認して問題なければ乗れるような話も見かけたが、確実性をとるなら3C(CCC)認証マークの入ったものを持っていくのが没収されるリスクが低いため安心だ。
注意しなくてはならないのは、3C(CCC)認証に対応していても製品がリコール対象のものだと没収されることもあるようだ。
今回は、深圳の乗り継ぎで空港にXiaomi Storeがあったため日本でも販売されているモバイルバッテリーと同じものの中国版を入手したので紹介する。

Xiaomi 165W Power BANK 10000 中国版と日本版の外観比較
Xiaomi 165W Power BANK 10000 中国版と日本版の外観比較

3C(CCC)認証とは?

3C認証(China Compulsory Certification)は、中国で販売・使用される電子機器に義務づけられた安全認証制度。
日本でのPSEマークに相当するもので、中国国内で使用・持ち込みするモバイルバッテリーにもこのマークが必要とされている。

中国国内線では3C(CCC)認証が必須?

中国の航空会社(例:南方航空、中国国際航空など)では、3C(CCC)認証マークがないモバイルバッテリーは没収対象になるケースがある。
これは中国民用航空局(CAAC)の安全規定に基づくもので、PSEマークはあくまで日本の認証であり不十分とされるようだ。
筆者が調査したところ、多くの場合、モバイルバッテリーに3C(CCC)認証マークがないと基本的に没取されてしまうようだった。
日本からの旅行で気をつけたいのは乗り継ぎ便で中国国内線に乗る場合は注意が必要だ。
なお、国際線ではこの規定は現在は関係ない。

Xiaomi 165W Power BANK 10000 日本版と中国版の違い【3C認証あり】

基本的なスペックは日本版とほぼ同じ。
大きな違いは、背面の表記だ。

日本版は、日本の認証に合わせた表記になっており、中国版は、中国の認証に合わせた表示となっている。

このため、中国でも発売されているからと同型の物を持っていっても手荷物検査では3C(CCC)認証を厳しく確認されるようなので日本版は没収される可能性が高い。

日本版のXiaomi 165W Power BANK 10000については過去に当サイトでもレビューをしているのでそちらを参照してほしい。

日本版との違いは3C(CCC)認証の印字

内部の部品までは確認していないが見た目の違いは印字のみと言った感じだった。
機能は基本的に日本でも入手可能な製品と同じようだった。

中国版(上)と日本版を(下)を並べたところ
中国版(上)と日本版を(下)を並べたところ

パッケージ比較(違いのある場所のみ)

箱は日本版と中国版で異なっていた
箱は日本版と中国版で異なっていた

箱背面
箱背面
認証情報や、バーコードが異なっていた。

外観

外観は日本版と変わらず
外観は日本版と変わらず

Xiaomi 165W Power BANK 10000 中国版 背面 3C認証ロゴ付き
Xiaomi 165W Power BANK 10000 中国版 背面 3C認証ロゴ付き

背面にしっかりと3C(CCC)認証マークの表記がある。

入出力も同じ
入出力も同じ

使い心地も変わらないためいつも通り利用できる。

日本版以外のグローバル版ではだめなの?

筆者が確認した限り、タイ版でも裏面認証の表示はタイに合わせた仕様になっており3C認証マークはなかった。
どうやら、国ごとに認証を通しており、表示が作り分けられているようだった。
このため、日本版に3C認証マークがないから他のグローバル版にはあるかもと購入しても3C認証マークはないと思われる。
3C認証の表記があるモバイルバッテリーがほしいなら中国で購入する必要があることがわかった。

中国版 Xiaomi 165W Power BANK 10000 を購入した場所

今回筆者が購入した場所は、深圳空港の出発エリアにあるXiaomi Store。
VISAなどのクレジットカードも利用が可能であった。
充電スピードを重視したものが欲しかったためすでに持っているXiaomi 165W Power BANK 10000の中国版を選んだ。
価格も、5000円いかない程度だったので価格もお手頃だった。
中国国内で日本でもおなじみのメーカーの製品を買うのが気持ち的に安心できる。

深圳宝安国際空港のXiaomi Storeで購入
深圳宝安国際空港のXiaomi Storeで購入

まとめ

今回は、Xiaomi 165W Power BANK 10000の中国版を購入したので表示上の違いを紹介した。
中国の航空会社は航空券が安いことが多く、旅行でもしかしたら中国国内線乗ることがあるかもと思い購入に至った。
モバイルバッテリーは意外と高価なため旅行のために新調したのに空港で没収されてしまうと悲しい。
もし、中国国内線に乗ることがあれば日本からモバイルバッテリーを持ち運ぶのではなく空港にあるXiaomi Storeなどで3C(CCC)に対応したモバイルバッテリーを現地調達するかChargeSPOTのようなサービスを利用するのが良さそうだ。