
- はじめに
- NearMe(ニアミー)空港送迎とは?
- NearMeの予約から乗車までの流れ
- 筆者のケース
- 羽田空港に深夜到着したときの帰宅手段・過ごし方
- 早朝・深夜の空港へのアクセスにも便利
- NearMeの注意点(デメリット)
- NearMeがおすすめな人
- NearMeの予約はこちらから
- まとめ
はじめに
香港からの帰り、飛行機が終電後の深夜1時頃に羽田空港に到着した。
香港エクスプレスなどの国際線LCCを利用すると、この時間帯に羽田空港へ到着するケースも多い。
同じように「終電後にどうやって帰るか」で悩む人も少なくないのではないだろうか?
終電後の空港からの移動手段となると、リムジンバスやタクシー、Uberなどが考えられる。
他にも羽田空港の第3ターミナル(国際線)であれば、天空橋駅あたりまでは徒歩圏内で、シェアサイクルも距離によっては選択肢に入る。
しかし筆者は翌日朝から予定があったため、自宅まで直接送り届けてくれるシェア乗り空港送迎サービス「NearMe(ニアミー)」を今回試してみることにした。
深夜早朝の羽田空港から自宅までの移動に利用できるか検証してみた。
NearMe(ニアミー)空港送迎とは?
空港送迎に特化したシェア乗り型の送迎サービス(ライドシェア)で、近年利用者が増えている。
自宅・ホテルと空港をドアツードアで結ぶシェア乗り定額タクシーサービス。
同方向の利用者と1台をシェアすることで、タクシーより安く、バスより快適な移動を実現している。
24時間対応で、羽田・成田・関西国際など全国16空港で利用できる。
NearMeが使える空港
NearMeは現在、日本全国の主要空港で利用できる。
代表的な対応空港は以下の通り。
- 羽田空港
- 成田空港
- 関西国際空港
- 伊丹空港
- 中部国際空港(セントレア)
- 新千歳空港
- 福岡空港
地方空港でも順次対応エリアが拡大しているため、予約時に自宅住所を入力して確認するのが確実だ。
車両について
筆者が乗車したのはトヨタのアルファードだった。

ハイエースやアルファードなど大型車両が使われることが多く、車内は広々としている。
載せられる荷物
予約時に荷物の申請が必要となる。
今回の筆者の荷物はボディバッグと大きめのリュック。車内に余裕があったため、隣の座席に置くことができた。
スーツケースであれば車両後部の荷室に預ける形になる。
荷物が多い場合は別途荷物料が加算されることもあるようだが、予約時に荷物の種類と数を指定できるため、当日になって慌てる必要がない点は安心だった。
NearMeの予約から乗車までの流れ
NearMeの利用手順はシンプルだ。
1. 公式サイトまたはアプリで出発地・目的地を入力
日時と人数・荷物についてもこの画面で入力する。
対話式のUIもあるため分かりやすい。

利用する航空会社の便によって、最適な時間を提示してくれる場合もある。

2. 料金確認後に予約


プランによって飛行機の遅延で乗れなかった場合、返金の可否が変わるのでよく読んで予約すること。
筆者のおすすめは、飛行機の遅延の場合返金してくれるプラン。
3. 配車確定の通知が届く

アプリで予約の確認も可能。

予約と配車が確定すると車のナンバーや運転手の電話番号が確認できるようになるので乗車場所で車を探すときはこの画面で車のナンバーと見比べることになる。
4. 空港または自宅で乗車
空港利用の場合、乗車場所は事前に案内されるため迷うことはない。

筆者のケース
- 香港エクスプレスの羽田00:45到着便
- 自宅は、池袋あたりまで出ればシェアサイクルで30分ほどの距離
深夜に動いている交通手段として、新宿・池袋方面の深夜リムジンバス(2,800円)を使うという選択肢もあった。
ただ「池袋で降りてからさらにシェアサイクル」という二段階の移動は、深夜かつ荷物がある状況では正直しんどい。
そこで、シェア割引とクーポンを適用したNearMeの料金(3,280円)がリムジンバスと大きくは変わらないことを確認し、自宅まで直接帰れるNearMeを選ぶことにした。
各手段の比較
| 移動手段 | 料金(目安) | 自宅まで | 深夜対応 |
|---|---|---|---|
| リムジンバス | 2,800円 | 池袋止まり→シェアサイクル必要 | ○ |
| タクシー・Uber | 1万円前後〜 | ドアツードア | ○ |
| NearMe(今回) | ※3,280円 | ドアツードア | ○ |
※初回利用クーポンとNearMeの割引が適用された状態
1人でタクシーを使う場合と比べれば圧倒的に安く、リムジンバスと同水準の料金でドアツードアが実現できる点がNearMeの最大の強みだ。
NearMeを使って良かったこと
バスと違い、ダイレクトに家まで帰れたことが最大のメリットだった。
今回は他に乗客が1人おり、筆者が最後に下車する順番だったが、深夜かつ最終目的地に向かってうまく経路が組まれていたためか、羽田から自宅まで30〜45分程度で到着した。
過去にタクシーで帰宅したときと比べて大きくは変わらない所要時間だった。
また、乗車した車の運転手さんの気遣いや対応が丁寧で、深夜にもかかわらず安心して乗ることができた。
羽田空港に深夜到着したときの帰宅手段・過ごし方
羽田空港に深夜到着した場合、帰宅手段と過ごし方は限られてくる。
| 手段 | 料金感 | 課題 |
|---|---|---|
| 空港で仮眠(野宿) | 無料 | 席の争奪戦・明るい・荷物管理が必要 |
| 泉天空の湯(空港直結) | 8,800円〜 | 第3ターミナルから徒歩7分・スーツケース持込不可 |
| 天然温泉平和島 | 5,000円〜 | 深夜送迎バスあり(要予約)・24時間営業・休館日注意 |
| 快活CLUB(大森駅前) | 約6,700円〜 | タクシー約4,000円+6時間パック約2,700円 |
| リムジンバス | 安い | 主要駅止まり、そこからさらに移動が必要 |
| NearMe | タクシーより安い | 事前予約が必要 |
| タクシー・Uber | 都心まで1万円前後〜 | 費用が高い |
| ホテル宿泊 | 宿泊費がかかる | 翌日に持ち越しになる |
自宅までドアツードアで帰れる点は、深夜帯においてとくに大きな価値になる。
野宿が最安ではあるが、筆者がNearMeを待っている間に散策したところ、めぼしい場所はすべて誰かしらに確保されており、飲食店の待合の椅子ですら人が寝ている状況だった。
筆者も海外空港で野宿することはあるが、深夜の羽田空港は荷物の管理などを考えるとスペースがあまりなく快適とは言えない状況だった。
ホテル宿泊は定番だが、東京のホテルは値段が高く、東京周辺への移動なら数時間だけホテルで過ごすのとタクシーでの移動は費用があまり変わらない可能性がある。
これならシャワーも浴びられ落ち着いて寝られる自宅へ帰りたいところ。
大森駅前までタクシーで移動すれば、ネットカフェの快活CLUBもあるが、タクシーでの移動が必要となる。
どうせタクシー乗るなら家まで送ってくれと思ってしまった。
これなら、送迎のある天然温泉平和島へ行ったほうがコスパが良さそうだった。
早朝・深夜の空港へのアクセスにも便利
帰りだけでなく、早朝の出発便に乗る際にも便利だ。
始発電車を待たずに自宅から直接出発できるため、早朝便でも余裕を持った空港到着が可能になる。
「早割」を活用すれば料金もさらに抑えられるため、航空券を予約したタイミングでNearMeもあわせて予約しておくのがおすすめだ。
NearMeの注意点(デメリット)
便利なNearMeだが、いくつか注意点もある。
相乗りのため遠回りになることもある
今回は問題なかったが、他の利用者と車両をシェアするため、場合によっては経路が多少遠回りになることもある。
予約制のため満席の可能性
深夜や繁忙期は予約が埋まることもあるため、早めの予約がおすすめだ。
筆者の場合は、日本帰国の9日前に予約した。
深夜便でも問題なく予約できたが、繁忙期は早めに押さえておくと安心だろう。
送迎日の予約時間の設定には余裕を持つべし
空港送迎は事前予約が基本となる。
当日すぐ利用できるタクシーとは違う点に注意したい。
また、NearMeでは飛行機の遅延を考慮して、空港から乗車する場合、飛行機の到着時刻の2時間後を乗車時間として予約することが推奨されている。
筆者は香港エクスプレスの定時運航を信じて到着1時間半後で予約したが、フライトは予定通り到着し、入国・税関通過も(筆者が入国RTAをしてしまうため)参考にならないほど早く終わってしまったため、結果的に乗車時間まで約1時間空港で待つことになった。
フライトが定刻通りでも、推奨通り2時間後で予約しておくのが無難だろう。
飛行機が遅れて乗れなかった場合は?
結論から書くと、フライトの到着遅延・欠航の場合はキャンセル料が全額返金される。
ただし、車両は乗車時間に利用者がいない場合、待たずに出発してしまうため注意が必要だ。
乗れなかった場合はまずマイページからキャンセル手続きを行う。
なお、以下のケースは返金対象外となるため注意したい。
- フライトの出発時間が遅れた場合(到着遅延のみが対象)
- 「シェア乗りライト」など遅延返金が付帯していないプランでの予約
- 台風・雪など天候事由によるキャンセル
- 体調不良など個人的な事情
帰国便での利用であれば到着遅延が返金対象になるため、このあたりは安心して使える。
ただしプランによって条件が異なるため、予約時に確認しておくのが確実だ。
アプリのログインセッションが短い
Googleでログインにしたせいかログインのセッション時間が短く、すぐにログアウト状態になってしまうところは不便だった。
ログインさえできていればアプリ自体は非常に便利だった。
NearMeがおすすめな人
NearMeは特に以下のような人に向いている。
- 終電後に羽田などの空港へ到着する人
- 深夜タクシー代を節約したい人
- 空港から自宅まで乗り換えたくない人
- 早朝便で始発前に空港へ行きたい人
NearMeの予約はこちらから
予約はNearMeの公式サイトまたはアプリから。
まとめ
深夜の羽田空港からの帰宅に「NearMe(ニアミー)」を初めて使ってみた。
リムジンバスとほぼ同水準の料金(3,280円)で、乗客1人と相乗りしながら自宅まで乗り換えなしのドアツードアで帰れたのは非常に快適だった。
深夜帯にもかかわらず運転手さんの対応も丁寧で、荷物の扱いも含めて不安なく利用できた。
深夜の羽田空港からの帰宅手段は、野宿・スーパー銭湯・ネットカフェ・バス・NearMe・タクシー・ホテルとさまざまな選択肢がある。
予算と目的地によって最適解は変わるが、ドアツードアで深夜に帰宅したい場合はNearMeが最もバランスが取れていると感じた。
早朝便の出発時にも使えるサービスなので、空港とのアクセスに課題を感じている方はぜひ一度試してみてほしい。