
- はじめに
- フェリーで行く香港〜マカオの行き方を整理
- フェリー運行会社2社の特徴と使い分け
- 香港マカオフェリーターミナル(上環)へのアクセス
- マカオでの到着フェリーターミナルは2つある
- チケットの購入と乗船の流れ
- フェリー利用時の注意点
- フェリーが満席・欠航だった場合の代替ルート | バスという選択肢
- マカオへのフェリーのチケット購入はこちらから
- まとめ
はじめに
香港からマカオへの移動は、フェリーで約55分と非常に手軽だ。
以前行われていたフェリーでの片道無料キャンペーン(Fly you to Macao)は終了したが、現在もフェリーはマカオ観光の主要な移動手段であることに変わりはない。
本記事では、香港島の上環にある「香港マカオフェリーターミナル」からの出発を中心に、2社あるフェリー会社の使い分けや、オンラインでお得にチケットを予約する方法を実体験ベースで紹介する。
香港空港から移動する人は要チェック
本記事では「フェリー」での移動方法を解説しているが、2026年1月20日より「空港発の直通バス」限定で、外国人旅行者向けの「Fly you to Macaoキャンペーン(外国人対象・片道無料)」が復活している。
もし出発地が「香港国際空港」で、かつ「とにかく安く移動したい」場合は、フェリーを予約する前に以下のバス記事を確認することをおすすめする。
フェリーで行く香港〜マカオの行き方を整理
香港とマカオの移動はシンプルに見えて、「どの船に乗るか」「どこに着くか」でその後の動きやすさが大きく変わる。
香港とマカオを結ぶフェリーは、出発ターミナル(香港側) と 到着ターミナル(マカオ側)、そして 2社の運航会社 の組み合わせで選択肢が分かれる。
本記事では、
- 2社のフェリー会社の特徴と使い分け
- 香港側の出発ターミナル
- マカオ側2つの到着ターミナルの違い
- チケット購入から乗船までの流れ
を順番に整理して紹介していく。
フェリー運行会社2社の特徴と使い分け
香港とマカオを結ぶフェリーは2社が運行している。
1. ターボジェット(TurboJet 噴射飛航):世界遺産のある「マカオ半島」行き
赤いジェットフォイルが特徴。マカオ歴史市街地区に近い「マカオ外港」へ行くならこちらが本数も多く便利だ。

公式サイトは日本語非対応だが、KlookやKKdayを通せば日本語で予約でき、窓口価格より安く買えることが多い。
Klook
KKDay
2. コタイウォータージェット(Cotai Water Jet 金光飛航 ):カジノ・タイパ島行き
青い船体で、「タイパフェリーターミナル」へのみ運行している。 最新のカジノホテルが集まるエリアや、マカオLRTに乗り換えてタイパビレッジや媽閣廟方面へ行くならこちらがおすすめだ。

Klook
KKDay
香港マカオフェリーターミナル(上環)へのアクセス
香港側の拠点は、MTR上環(ションワン)駅に直結している「信徳センター(Shun Tak Centre)」だ。

少し歩くが、エアポートエクスプレスや東涌線の香港駅からも屋根付きの歩行者用連絡通路でつながっている。
筆者は、早朝に空港からそのままフェリーターミナルへ移動するときは、散歩を兼ねて香港駅からフェリーターミナルへ行くことが多い。

マカオでの到着フェリーターミナルは2つある
目的地によって、選ぶべきフェリー会社と路線が決まる。

マカオ外港フェリーターミナル(マカオ半島側)
セナド広場や聖ポール天主堂跡など、マカオ歴史市街地区に近い。
- 主な運行会社: ターボジェット(赤い船)

タイパフェリーターミナル(タイパ島側)
マカオ国際空港の横にあり、コタイ地区の巨大カジノホテル群やマカオLRTへの乗り換えに便利。
- 主な運行会社: コタイウォータージェット(青い船)

チケットの購入と乗船の流れ
現地窓口は並ぶこともあるため、オンラインでの事前購入を強くおすすめする。
フェリーを降りた後の観光(マカオタワーの展望台や、ヴェネチアン内のteamLabなど)も、当日窓口は非常に混雑する。
筆者はフェリーの予約と同時に、これら主要スポットの[入場チケット]もまとめて確保している。窓口でパタカや香港ドルの現金を出す手間が省け、何よりQRコードで直行できるのが最大のメリットだ。
👉 マカオの人気スポット・チケット一覧(Klook)
- 予約: Klook等でバウチャーを購入。
- 引き換え: ビル3階の各社チケット窓口で物理チケットに引き換える。(QRコードでそのまま乗船できる場合もある)
- 出国審査: チケット確認後、香港の出国手続きを行う(パスポートが必要)。
- 乗船: 座席番号は乗船時に指定されることが多い。
フェリー利用時の注意点
香港〜マカオ間のフェリーは所要時間こそ短いが、扱いは「国境を越える国際移動」である。 地下鉄や高速船の感覚で来ると、いくつかのポイントで戸惑う可能性が高い。
出発時刻の30分前が実質的な締切
フェリーは出発直前まで乗れるわけではない。
多くの便で「出発30分前までにチェックイン(発券・改札)」が締切となる。
オンラインでチケットを購入していても、 - 物理チケットへの引き換え - 出国審査の通過
が必要なため、最低でも45〜60分前にはフェリーターミナルに到着しておきたい。

パスポートは必須(コピー・写真は不可)
香港〜マカオ間は出入境管理があり、パスポート原本の提示が必須だ。
チケット引き換え時・出国審査の両方で確認されるため、バッグの奥にしまい込まないよう注意したい。
eチケットでも「紙に引き換え」が必要な場合がある
KlookやKKdayで購入した場合でも、 - 会社 - 便 - 当日の運用
によっては、QRコードだけでは乗船できず、窓口で紙チケットへの引き換えが必要になることがある。
「QRがあるからそのまま行ける」と思い込まず、まずはチケットカウンターに向かうのが安全だ。


出国審査後も売店・トイレはある
出国審査を通過すると、待合エリアは空港の搭乗口に近い構造になる。
売店もあるが筆者は少し割高に感じた。
他にも出国前のほうがトイレが綺麗な印象もあった。
- 飲み物の購入
- トイレ
は出国前に済ませておくのがおすすめだ。

天候(霧・強風)による遅延・欠航がある
フェリーは天候の影響を受けやすく、特に冬場や霧の多い日は、 - 出発遅延 - 直前欠航
が発生することがある。
当日の移動に余裕がない場合(帰国日など)は、
フェリー以外の選択肢(港珠澳大橋バス)も頭に入れておくと安心だ。
フェリーが満席・欠航だった場合の代替ルート | バスという選択肢
マカオから香港へ戻る際、フィリーが満席だったり欠航した場合は、「港珠澳大橋(HZMB)」を渡るバスを利用する選択肢がある。
フェリーに比べ香港島までは少し時間が掛かるが、運賃が安いメリットもある。
24時間運行しており、船のような揺れがないのもメリットである。
マカオへのフェリーのチケット購入はこちらから
香港からマカオだけでなく、マカオから香港へのチケットも購入可能だ。
ターボジェットのチケット
Klook
KKDay
コタイウォータージェットのチケット
Klook
KKDay
まとめ
マカオ政府のフェリーでの無料キャンペーンは終了したが、香港からフェリーでマカオへ向かう魅力は変わらない。
※2026年のFly you to Macaoキャンペーンは、香港空港発の直通バスのみ対象となった。
最近、筆者はマカオの街をカメラ片手に歩くのが楽しく、香港へ行く際は1日はマカオへ時間を割くことが多い。
* 世界遺産巡りならターボジェット(赤)
* コタイ地区のカジノやホテル、タイパビレッジ巡りならコタイウォータージェット(青)
マカオLRTが走っているのもコタイウォータージェットの発着するタイパ島だ。
目的に合わせてこれらを使い分け、事前にチケットを確保しておくのがスマートな旅のコツだ。
