
香港旅行では、事前準備の有無で現地での動きやすさが大きく変わる。
特に通信環境や交通手段、支払い方法は、日本にいるうちに把握しておきたいポイントだ。
本記事では、筆者が実際に香港を訪れて確認した内容をもとに、
出発前の準備から空港アクセス、市内移動、マカオ・深センへの国境越えまでを一通り整理した。
初めて香港を訪れる人はもちろん、過去に訪れたことがある人の再確認用としても役立つ構成を意識している。
1. 香港市内の移動手段(基礎と応用)
【ここが最重要】 香港の移動は地下鉄(MTR)とバスが基本。
まずは「オクトパスカード」を使った王道の乗り方を理解し、その上で「クレジットカードのタッチ決済」という選択肢を知るとスムーズだ。
香港MTRの乗り方とオクトパスカード(基礎)
複雑な路線図の見方から、必須アイテム「オクトパスカード」の購入・チャージ・払い戻しまでを網羅した入門ガイド。
初めて香港へ行くなら、まずはこの記事から読んでほしい。
クレジットカードのタッチ決済乗車(応用)
実は、オクトパスカードがなくても日本のクレジットカードだけでMTRやバスに乗れる。
「券売機に並びたくない」「カードを増やしたくない」という人のための、クレジットカード乗車検証レポートはこちら。
2. 出発前の通信準備(SIM・アプリ)
現地に着いてから「ネットが繋がらない」と慌てないために。
おすすめSIMカード(ahamo・eSIM)
日本のキャリアの中では、追加料金なしでそのまま使える ahamo は相性が良い。
短期滞在であれば、特別な設定をせずに使える点は大きなメリットだ。
一方で、データ使用量が多い場合や長期滞在の場合は、現地SIMやeSIMを選ぶのも一つの方法になる。
それぞれの特徴や注意点、日本で事前に購入できるおすすめSIMについては以下でまとめている。
オクトパスカードの「アプリ」活用法
オクトパスカードには物理カードだけでなく、スマホアプリ版もある。
「ツーリストアプリ」の使い方やチャージ方法、Apple Payへの登録手順を知りたい人はこちら。
3. 空港から市内への移動
香港国際空港から市内への移動方法はいくつかあるが、
移動時間を優先するか、費用を抑えるかで選択肢は変わってくる。
空港アクセス総合ガイド
「どの手段が自分に合っているか分からない」という人のために、エアポートエクスプレス・バス・タクシー・深夜移動のすべてを比較した総合ガイドを作成した。 目的地別の最短ルートや、最新のクレジットカード決済対応状況についても網羅している。
エアポートエクスプレス(機場快線)に安く乗る方法
エアポートエクスプレスは、市内中心部までわずか24分で移動できる最速手段。
通常料金は高めだが、、割引チケットを活用して負担を抑える方法を紹介する。
路線バスの乗り方
安さを優先しつつ、2階建てバスからの景色を楽しめる選択肢。
運賃が安く、乗り換えなしで移動できるバスの乗り方とBBI(乗り継ぎ割引)について。
空港で使える便利な施設
香港国際空港には、到着後や乗り継ぎの合間に利用できる無料のシャワー施設もある。
深夜到着や長時間トランジットの際に役立つ、無料シャワーの場所と使い方。
4. 深セン・マカオへの国境越え
香港は周辺地域へのアクセスが良く、
日程に余裕があればマカオや深センまで足を延ばすことも可能だ。
香港からマカオへの移動方法
香港からマカオへの移動は、フェリーまたは港珠澳大橋(バス)の2択となる。
フェリーを利用する
香港島の上環から約55分。
目的地が「世界遺産エリア」か「カジノ・タイパエリア」かによって選ぶべきフェリー会社が異なる。チケットの予約方法と2社の使い分けについては以下の記事を参照。
香港からマカオへフェリーで移動する方法:ターボジェットとコタイウォータージェットの選び方・予約ガイド blog.fubukiefsf.info
港珠澳大橋(バス)を利用する
世界最長の海上橋を渡るルート。船酔いの心配がなく、運賃も安い。24時間運行しているため、深夜・早朝の移動にも重宝する。
香港からマカオまでバスで安く行く方法と、入国の流れ blog.fubukiefsf.info
香港から深センへの移動方法
深セン方面へ向かう場合は、利用するイミグレーションによって混雑状況が大きく異なる。
空港から直接向かうルートや、市内からMTR・バスを使うルートの比較まとめ。
また、TencentやDJIなどが拠点を構える深センの「ハイテクパーク(科技園)」エリアへ向かうなら、 実は空港から屯門(Tuen Mun)を経由して深圳湾口岸を抜けるルートが最短の選択肢となる。