世界のどこかから

カメラやガジェットや海外旅行に役立つ情報、渡航先で利用した携帯電話のsimカードの情報についてや旅行記を書くブログです。

カンボジア王国へ旅行で渡航するための観光ビザを日本(東京)で事前に取得する方法 | マルチビザもシングルビザも取得可能

follow us in feedly ブログランキング・にほんブログ村へ

はじめに

アンコールワットを見たいとの動機でカンボジア王国へ行くことにした。
調べてみると入国にはVISA(ビザ)が必要であった。
今回は旅行なので必要なのは観光ビザ(観光VISA)。
ビザの取得について更に調べてみると、現地空港や陸路の国境でもビザを取得できることがわかった。支払いは米ドルなのとあまり大金を持ち歩きたくないので事前に日本国内でビザを取りたいと強く思いさらに調べることにした。
日本語で調べると駐カンボジア日本大使館やビザ取得代行業者などの駐日カンボジア王国大使館ではないWEBページしか検索上位に現れず、正確な情報が確認しにくいので2024年8月現在の情報ではあるが記録を残すこととした。
なお、英語で"cambodia embassy" とgoogleで検索すると最上位に駐日カンボジア王国大使館のホームページが表示される。

ビザ(VISA)の種類

カンボジアのビザには大きく2種類、観光ビザと業務(ビジネス)ビザがある。
ビザを取得するには、駐日カンボジア大使館や領事館での取得、空港や陸路国境でのアライバルビザ取得、eVISA(電子ビザ)で取得の3種類の方法がある。
今回は、観光での利用を想定して観光ビザの取得方法について説明する。

eVisa 電子ビザ

オンライン上で発行が完結するビザで事前に大使館や領事館などへ行く必要がない。 観光シングルビザのみ取得が可能。
また、一部陸路の国境で利用できないことがあるようだ。
費用が、通常のビザに比べて高いのと、少しお金を足すとマルチプルビザが取れそうなので選択肢から外した。
また、ベトナムからカンボジアへバスで国境を超えたときeVISAを持っていた人は、印刷したeVISAの取得証明書を求められていた。

パスポートに書き込まれるビザ VISA

いわゆる、一般的なVISA(ビザ)。
事前に大使館や領事館などへ行き取得をする。
現地の国境の入国時にも申請が可能。
パスポートに書き込まれるため3営業日程度だがパスポートの提出が必要。 申請場所によって取得可能なビザの種類が異なる場合があるようだ。
今回は、観光のマルチビザ(期間内なら入国要件に従い何度も入国ができる。)を取得したかったので大使館で申請することにした。
国境でも同じくマルチプルビザを取得できるようだが、安心のために事前に取得することとした。
なお、現地取得だと米ドルでの支払いとなる。

ビザの価格(観光・業務)

※価格は、為替により変動するので注意
※表示の価格は2024年08月14日現在の価格
※このタイミングでは、マルチプル2年(Multiple 2 year visa)が60ドル(USD)だったのでおおよそ1USD=160円付近で計算されているようだ。

シングル マルチプル1年 マルチプル2年 マルチプル3年
観光 5,100円 6,600円 9,700円 12,800円
業務(ビジネス) 5,800円 8,200円 12,100円 16,000円

※駐日カンボジア王国大使館での取り扱い通貨は日本円(JPY)のみなのであらかじめ準備しよう。

カンボジア王国は入国に日本のパスポートでもビザが必要

現地でもアライバルビザが入国前に取得できるが、現地での手間やトラブルを避けるために事前にビザを取得すると安心だ。
特に言葉や現地での意思疎通に自信がない場合は、日本国内の日本語が通じるところが安心だ。

事前準備

このページからVisa application formのボタンを押しpdfファイルの申請書類をダウンロードし印刷し英語で記入する。

VISA - Royal Embassy of Cambodia in Japan

観光ビザの申請書類

  1. 大使館のWEBページからダウンロードした申請書類に英語で書き込んだもの
  2. パスポートサイズ(35mm x 45mm)の顔写真
  3. 有効期限が申請するビザの渡航予定初日から6ヶ月以上有効期限が残っているパスポート。

※日本国籍の方向けの情報です。国籍によって必要書類が異なる場合があります。
※マルチプルビザの場合は申請期間+6ヶ月以上有効期限が必要
※大使館と領事館で申請書フォーマットが異なるようなので注意

写真も必要

申請書類には写真の添付が必要。パスポートサイズ(35mm x 45mm)の背景が単色のカラー証明写真を撮影し申請書類に貼り付けよう。

ビザ発行のためのお金の準備

ビザの値段は、前項のビザの価格項目を参照。
取得したいビザの種類・期間によって値段が異なる。
費用は申請時に必要。
もし、ビザの審査が通らなかったときにお金がどうなるかは不明。

書類が揃ったら

東京 赤坂にある駐日カンボジア王国大使館へ書類とお金、パスポートを持って提出に行こう。 申請時間は、営業日の午前のみ(09:00〜12:00まで)なので注意。
時間は余裕を持って行った方が良い。
大使館に着くと目立つところにVISAの看板があるので受付はわかりやすい。 VISAの看板の横の扉を開けて入る。
事前に書類を用意しておけば現地では、特に書類の記入は必要ないのですぐに窓口に書類とパスポートを提出しよう。
書類確認後、必要な費用の請求があるので日本円の現金で渡す。
お金を渡すとお釣りがあればお釣りと引換券を渡される。 これで申請は完了。あとは、引換券に書かれた受取の日にち以降に受け取りに行けばOK。
パスポートはしばらく預ける形になる。
引換券はなくさないように注意すること。

ビザの受け取り

ビザの受け取りは午後のみ(14:00〜16:00まで)となっており午前よりも営業時間が短いので注意。
ビザの書き込まれたパスポート受け取るには受付時の引換券が必要。
引換券を渡して受け取って完了となる。
あとは現地に渡航するだけ。

駐日カンボジア王国大使館の場所

地下鉄でのアクセスが良く2つの駅が利用できる。
営業時間

VISA申請 VISA受け取り
営業時間 09:00〜12:00 14:00〜16:00

営業日は、日本のカレンダーとは異なりカンボジア王国の祝日などに影響されるようだ。 日本の祝日であっても営業している場合がある。
詳しくは、大使館ホームページのoffice hourを確認してほしい。

rec-jpn.org

駐日カンボジア王国大使館
〒107-0052 東京都港区赤坂8丁目6−9
東京メトロ 地下鉄 千代田線 乃木坂駅 1番出口から徒歩10分程度
東京メトロ 地下鉄 銀座線・半蔵門線 都営地下鉄 大江戸線 青山一丁目駅から徒歩10分程度

カンボジア王国大使館の入口の門
カンボジア王国大使館の入口の門

駐日カンボジア王国大使館のwebページリンク

rec-jpn.org
URLのドメインがorgだったので検索したものが非公式かと一瞬疑ったが、大使館現地での案内でこのURLが利用されていたので公式なURLで間違えないようだった。
なお、大使館内VISA取得窓口は、撮影禁止なので写真はない。

地図 map

カンボジア王国入国時の入国カードについての注意事項

2024年07月01日から入国カードをアプリから申請することが可能になったようだ。
下記、アプリをインストールすることで入国カードを紙に書かなくて済む。
どうやら、このアプリ内でeVISAも取得可能らしいが今回は試していない。

Cambodia e-Arrival アプリをインストールしよう

iPhoneとandroid機ともにapp store、play storeの各ストアからインストールが可能。

iOS iPhoneの方はこちら

Cambodia e-Arrival

Cambodia e-Arrival

  • General Department of Immigration
  • Travel
  • Free
apps.apple.com

androidの方はこちら

play.google.com

※カンボジア入国前7日から申請が可能。
入国情報や健康、税関申告書などを提出し申請する必要がある。

その他

現地でのアクティビティやチケットの予約は、kkdayklookが便利。
※アンコールパスは、ここでは買えないので他のサービスを探すのに使える。

※筆者がカンボジア旅行時に準備した内容をまとめた。
blog.fubukiefsf.info

※カンボジア現地での通信手段も用意したい。

blog.fubukiefsf.info

blog.fubukiefsf.info

blog.fubukiefsf.info

まとめ

今回は、カンボジア王国のVISAを日本で取得する方法を調査した。
日本語だと探しにくい、駐日カンボジア王国大使館でのVISA取得方法をまとめた。 大使館ホームページの情報が検索で引っかかりにくいのは、営業時間や申請の詳細情報がpdfファイルでまとまってるからかもしれない。
定期的に内容が変わるのでこの運用は仕方ないと思う。
観光ビザであれば代行業者を利用せずとも申請書類も申請自体もシンプルなので自力でやるのが楽だと思う。
営業時間内に大使館へ行けない場合や申請に不安があれば業者に頼むのも一つの方法だ。
自身の事情に合わせて申請方法を選択するのが良い。
業務(就労・商業)ビザは招聘状などが必要なので自力だと難しいかもしれないが、カンボジアと縁がある人であれば自力で試すのも良いかもしれない。
どこの国だろうと日本語で検索するとだいたいVISA取得代行業者の情報しか引っかからないので国名(英語)+ embassyなどで検索して情報を探すことをおすすめする。
現地でのVISA取得系の情報も2020年以前の物が多くあてになりにくので、やはり各国の正確な情報を見つけたほうが確実だ。