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海外旅行用にキャビンゼロ CabinZero ミリタリーバックパック 44Lを買って実際に利用したのでレビュー

海外旅行用にキャビンゼロ CabinZero ミリタリーバックパック 44Lを買って実際に利用したのでレビュー

はじめに

複数の国を陸路で移動する海外旅行へ行く場合、いわゆるタイヤの付いたキャリーバッグ・スーツケースでは、道路事情や飛行機のように先に預けることが出来なことも有り自分で荷物を常に管理する必要がある。 特に東南アジアなどでは歩道や道路の路面状態も悪く、キャリーバッグ・スーツケースを転がすことが難しく重いカバンを持ち歩かねばならないリスクが伴う。
セキュリティ面や荷物の管理を考えるとできれば体に身に着けておきたいと考え大容量のリュックがほしいと思い、良い製品がないか探したところCabinZero キャビンゼロに出会った。 今回は CabinZero キャビンゼロのバックパックを紹介する。

amzn.to

CabinZero キャビンゼロとは

イギリス発のトラベルバッグブランド。
最大のサイズでも機内持ち込みに対応したバックパック(リュック・ザック)を販売しており複数の国を空路も陸路も旅するようなバックパッカーに人気のブランドとのこと。

www.cabinzero.com

CabinZero キャビンゼロ ミリタリーバックパック 44Lを選んだ理由

44Lを選んだ理由は、たくさん荷物が入るから。
44Lというサイズは、登山であれば1泊のテント泊の装備(荷物が少ない場合)が入ってしまうほど大容量。
特に今回は、10日程度の東南アジア旅に出るので洗濯しながらとは言え暑い場所なので着替えもそれなりに必要だ。
さらに筆者は、カメラを2台とパソコン(Macbook air)とiPad miniにモバイルモニター(10インチ)も持って行きたくどうにか収まる容量が欲しくなったため最大サイズを選んだ。

荷物が入っているとでかい
荷物が入っているとでかい

44LでもLCCの機内持ち込みにも対応

44LのサイズでもLCC香港エクスプレスの機内に持ち込める
44LのサイズでもLCC香港エクスプレスの機内に持ち込める

44Lと36Lは頭上の共有収納棚に収まるサイズ。
足元が少し窮屈になるが28Lは、前の座席の下に収まるサイズになっている。
頭上の共有収納棚が使えない分安くなるLCCのチケットもあったりするのでそういうときは28Lが役立ちそうだ。

44L以外にも36Lと28Lの3サイズある

44Lは結構大きいので36Lを選ぶ人も居るようだ。
特に旅先で行動用のリュックも兼用する場合は、荷物の容量は減るが36Lの利便性は高そうだ。
筆者は、44Lと28Lを併用しており、長期の旅行なら迷わず44Lを使い、短期旅行及び日常であれば28Lの容量のものを使っている。
中期の旅行や短期でもお土産など荷物を多く運ぶために36Lも追加での購入を検討している。
背負心地がとても良かったので、普段使いのリュックもCabinZeroで統一した。

44L

筆者は、長期の旅行ではこのバックパックを利用している。
着替えも最小限でランドリーで洗濯前提であれば十分な量の荷物を持ち運べる。

36L

ホテルで中身をおろして街に繰り出すならこのサイズがおすすめ。
荷物もそこそこに、旅先でのデイバッグとしても使うならこのサイズ。

28L

LCCで座席下の荷物収納しか利用できないならこのサイズ。
筆者は、日常でも利用している。

ミリタリーモデルだと背中のクッションやウエストベルトがついている

ミリタリーモデルだと背中のクッションがついていて背中が痛くなりにくい。
36Lと44Lのサイズのものにはウエストベルトもあり移動中の荷物の揺れも抑えられる。

荷重を分散できる
荷重を分散できる

メインルームはスクエア型でガバっと大きく開く

大きく開くので荷物の出し入れや把握がしやすい。
容量の多いリュックでは、リュック内で物が行方不明になった経験があるが、大きく開けるので中身を確認しやすい。

大きく開く
大きく開く

衣服類は別途、旅行用圧縮トラベルポーチに収納してコンパクトに入れた。
トラベルポーチのサイズは、ICHIFUJIのSサイズとMサイズを入れた。
ファスナーの作りを考えると、ダブルファスナーのLIXIAの方が良いかもしれない。
値段的には、ICHIFUJIの方が安い。

PCを入れるポケットや小物をいれるポケットもある

大きな荷室だけと思いきや、パソコン用のポケットや、メッシュポケット、ファスナーポケットもあり整理がしやすい。

メイン荷室のファスナーは南京錠を通せる

南京錠を通して防犯対策にも
南京錠を通して防犯対策にも

ホテルやバスなどで荷物を預けるときや防犯にも使える。
TSAに対応した南京錠でロックすれば北米への旅行でも飛行機で安心して荷物を預けられる。

サイドポケットもある

サイドポケットにはトラベル三脚を挿した
サイドポケットにはトラベル三脚を挿した

ドリンクホルダーにもなるサイドポケットがあって便利。
筆者はトラベル三脚をここに挿してた。

世界中の遺失物システムと連携した荷物タグOKABANを搭載

OKABANのタグ
OKABANのタグ

世界中の遺失物システムと連携した荷物タグOKABANを搭載を搭載しておりあらかじめバックパックについているOKABANのIDを登録しておくと万が一、飛行機内や空港でロストバゲージしても探せる可能性が高まる。

www.okoban.com

カメラを持ち運ぶなら

ハクバのZEROフックが装着できる

ミリタリーモデルであればハクバのZEROフックが取り付けられるので、一眼カメラを持ち運んでも首の負担を軽減できる。

ハクバのZEROフックを装着した様子
ハクバのZEROフックを装着した様子

カメラストラップを通した様子
カメラストラップを通した様子

今回、ミリタリーモデルを選んだ最大の理由はこれ。

カメラ自体の収納は、ハクバのソフトインナーケースを追加して利用したりもしている。

どのくらい入る?

これだけの量が44Lだと収まった
これだけの量が44Lだと収まった

参考に10日程度の雨季の東南アジア旅(ベトナム・カンボジア・タイ)で持って行った荷物内訳を記載する。
洗濯は、旅行中1〜2回程度行うことを前提として、午前と午後で着替えることを想定した。

荷物の種類 内容 合計
着替え ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ 3枚
モンベルのウィックロンTシャツ 2枚
寝る時用のコットンTシャツ 1枚
モンベルの登山用ズボン 1着
ユニクロのステテコ 1着
7着
下着 パンツ 4日分
夏用のアンダーウェア 4枚
靴下 4セット
4日分
雨具 モンベルのポンチョ 1着 1着
防寒具 モンベル クラッグパーカ 1着(夜行バス用)
モンベル O.D.ジャケット 1着
2着
カメラ用品 カメラバッテリー用充電器・トラベル三脚・トライポッドミニ三脚・忍者レフ 多数
日用品 買い物用のエコバッグ・ボディーソープ・シャンプ&リンス・洗顔料・歯ブラシ・歯磨き粉・洗濯洗剤(旅行用)・PCとスマートフォン用USB-C充電器・USB-Cケーブル 4本・ホテルwifi等・夕食時に使う小物入れとしてxiaomiのボディバッグ・サンダル 沢山

これだけ入れて少しまだ余裕があった。
重さを測った限りで10kg程度。
三脚などカメラ用品が重かった。
カメラ本体やレンズ、PC等デジタル用品は、別途街の散策や観光用にカメラ用バックパックも持っていったのでそちらに入れた。
今回初めて訪問する場所への旅行だったのもあり予備を含めて服を多く持っていき過ぎている。
それでも十分に収まってしまった。
洗濯前提であれば東南アジアなど暑い地域で朝晩着替えるにせよもう2日分は削減してよかったと少し反省した。

CabinZero キャビンゼロ ミリタリーバックパック 44L

持っていったカメラバック

レインカバーどうした?

今回はレインカバーは持っていかなかった。 キャビンゼロ ミリタリーは撥水加工もされているのと長時間雨やスコールに打たれるような行程はなかったため省略した。
モンベルのポンチョが大きめだったのでリュックごとポンチョ内に収まったのも理由だ。
本当は土埃が舞うような場所で汚れを防いだり、スリなどに対する防犯にも有効なようだが雨季にも関わらず持っていかなかった。
雨に濡れなきゃいけない場面があるなら持っておいたほうが荷物を雨から守れて安心だ。

検討したレインカバー

検討したレインカバーはアマゾンで売っている安い以下のような50L用レインカバー。

機内持ち込み前提で荷物をまとめていたが、運用上がリュック2つだと重いので結局預け入れ荷物としてキャビンゼロを預けた。(キャビンゼロではなくなってしまった。)
レインカバーを持っていなかったので予期せぬ水濡れや汚れから守るために空港のラップサービスでラップしてもらった。
往復で羽田空港とタイ・バンコクのスワンナプーム国際空港でラップサービスを利用したが、安いレインカバーが2枚ほど購入できる値段してたので節約のために次回までにレインカバーを買うことを心に決めた。

預け入れするのにラップを巻かれたキャビンゼロ44L
預け入れするのにラップを巻かれたキャビンゼロ44L

タイ国鉄の客車列車の網棚に乗せた様子
タイ国鉄の客車列車の網棚に乗せた様子

ヒーロークリップを付けていたのでコンビニで買ったものをぶら下げていた。
blog.fubukiefsf.info

2025年にミスティックグリーン、ギャラクシー、フロスティモーニング、マラケシュと4つの新色が追加された。

2025年にMystic GreenとGalaxy、Frosty Morning、Marrakechと4つの新色が各サイズに追加された。

フロスティモーニング、マラケシュの2色もまだ日本のストアでも見かけるようになってきた。
カラーバリエーションが増えたので選ぶ楽しみも増えた印象だ。

機能がもっとシンプルなCabinZeroのバックパックもある

CabinZero Classicであれば機能はシンプルだが、価格がもう少し安くなる。
サイズも28L、36L、44Lの3種類ありカラーバリエーションが多い。

28L

36L

44L

キャビンゼロのクロスボディバッグも買い足した

キャビンゼロのバックパックの使い勝手が良かったのでクロスボディバッグもキャビンゼロで揃えることにした。

blog.fubukiefsf.info

まとめ

今回の旅ではカメラが入り切らなかったが、カメラがOMDS OM-1にLUMIX S9とセンサーサーズ2種類でレンズがまとまらずなのと衣類を持ちすぎていたことが原因なので次回はカメラを絞ればキャビンゼロだけで荷物を収められそうだ。
折りたたみ式のリュックを忍ばせておけば、観光地巡りもより便利に動けると思う。
バスと鉄道のみの移動ではあるがカンボジア横断旅にCabinZeroキャビンゼロ ミリタリーバックパック 44Lを選択してとても良かった。
2025年09月にマレー半島鉄道縦断旅でも利用したが、カメラをOM-1のみ絞ったら十分に荷物が入った。
サブバッグとしてクロスボディバッグも持っていったのでそちらにカメラや小物を貴重品を入れた。
容量もかなり大きくお土産も入れられて余裕もあった。
28Lモデルであれば日常に使っても良さそうなので検討しようと考えている。
もし、これから旅に出るのにキャリーケースは、わずらしいと思ったのならCabinZeroキャビンゼロのバックパックを是非検討してほしい。