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カンボジアの現地通信キャリア cellcardのSIMカード(シムカード)を購入する方法

カンボジアの現地通信キャリア cellcardのSIMカード(シムカード)を購入する方法

はじめに

カンボジアへ渡航した時のモバイルデータ通信はどうするのが最適だろうか?
そんなことを思いながらも今回の渡航では、NTTドコモの海外データローミングでも追加料金のいらない料金プランahamo(アハモ)を契約しているのでそのまま利用していた。
しかし、泊まったホテルの電波状況の問題か、ホテルのwifiもahamoの現地キャリアの電波の入りにくく困っていた。
そして、データ通信がままならずインターネットにあまり繋がらないまま一晩を過ごした。
翌日、カンボジアへ渡ってきたキハ183を一目見ようとプノンペン駅を訪れたところ駅舎の中が現地キャリアのCellcardの携帯電話キャリアショップとなりリニューアルされていた。
そこで、せっかくなのでCellcardのSIMカードを契約してみることにした。
なお、SIMカードは、iPhone 13 miniで利用した。

カンボジアの携帯電話 通信キャリアの種類

キャリア名 所感 esim対応 Webサイト
Cellcard( Mobitel ) 多彩なプロモーションが行われている印象。 https://www.cellcard.com.kh/en
Smart カンボジアで最も人気のキャリアらしい。 https://www.smart.com.kh/
Metfone ベトナムのViettelが運営するキャリア。郊外でも電波入りやすい。 https://www.metfone.com.kh/en
Seatel 渡航時あまり見かけなかった。 不明 https://www.yes.com.kh/

※eSIMに対応していてもオンラインで購入できるわけでは無いので注意。
※eSIMは手続き上、店舗へ行く必要があるので物理SIMカードで維持することをおすすめする。

Cellcard( Mobitel セルカード )ストアの外観

プノンペン駅と一体化したCellcardのキャリアショップ
プノンペン駅と一体化したCellcardのキャリアショップ

Smart(スマート)ストアの外観

シェムリアップで見かけたSmartのキャリアショップ
シェムリアップで見かけたSmartのキャリアショップ

Metfone (メットフォン)ストアの外観

シェムリアップで見かけたMetfoneのキャリアショップ
シェムリアップで見かけたMetfoneのキャリアショップ

カンボジアの携帯電話 通信キャリアCellcard セルカードとは

公式サイトによると、1997 年に設立された Cellcard は、カンボジアで最も長い歴史を持つ唯一の 100% カンボジア資本の通信事業者とのこと。
Cellcard セルカードはMobitel モビテルという通信会社のブランド名のようだ。

Cellcard セルカードのSIMはどこで買える?

街なかのCellcard セルカードのキャリアショップや屋台などで購入可能。
プノンペンからホーチミンまでのバス乗り場(ホーチミンからだと降り場)でも、SIMカードの束を持ったおじさんがSIMカード買わないかと持ちかけてくることもある。
SIMカードそれぞれに番号が書かれており選ぶことも可能なようだ。
良い番号を選んでも使い捨てるならあまり番号を選ぶ意味はない。
キャリアショップで購入する場合はパスポートが必要。

Cellcard セルカードのキャリアストアのカウンターの様子

キャリアショップのカウンターの様子
キャリアショップのカウンターの様子

このブースで契約を行った。

Cellcard セルカードのデータ通信の料金プランについて

多くの人が電話用ではなくデータ通信を求めて購入すると思うので電話については省略する。

価格(米ドル) データ通信量(GB) 有効期限
$1 8GB 7日間
$1.5 15GB 7日間
$4 25GB 28日間
$6 60GB 30日間
$10 100GB 30日間

※別途SIMカードの発行に1.5ドル必要。 ※屋台やその辺の人から購入する場合は、利用できるデータ量の価格+SIM代1.5ドルより高いか安いかで相場感がわかると思う。

Cellcardのキャリアショップ店頭にあった料金プランのチラシ(クメール語)
Cellcardのキャリアショップ店頭にあった料金プランのチラシ(クメール語)

旅行でのおすすめのプランは?

短期旅行であれば、1ドルか1.5ドルのプランが良いと思う。
キャリアショップの場合、別途SIMカードの発行に1.5ドルかかる。
旅行中でも撮影した動画や写真をを沢山視聴やアップロードしたいなら、もう少し上位のプランでも良いかもしれない。
日本で毎月どのくらいデータ通信を利用しているか確認してから選ぶのも良いと思う。

ノマドならとりあえず10ドルプランがおすすめ

ノマドで利用するなら、カフェのwifiでもいいが、10ドルで100GB使えるので10ドルプランを契約しておけば十分足りるだろう。

4Gに繋がる

4Gに繋がるのでデータ通信の速度は快適だった。
ただし、シェムリアップやアンコールワットの遺跡群では2G(EDGE)落ちしてスピードが出ないこともあった。
5Gはまだサービスを行っていないようだった。

SIMカードの有効期限

SIMカードの有効期限3ヶ月でtopup(チャージ)するたびに再び90日有効期限が伸びるようだ。
Cellcardのアプリから日本のクレジットカードでチャージ可能なため日本に居ても維持ができる。
チャージも定期チャージ機能がアプリにあった。

国際ローミングも可能

契約時に国際ローミング可能か聞いたところ可能との解答だった。
日本でSMSを受け取れる。

海外旅行で現地シムを買うメリット・デメリット

メリット

日本のキャリアに比べて格安でかつプリペイド契約で購入できるのでコストが抑えられる。
特に短期旅行であればデータ通信量をあまり気にせず利用できるのでストレスが少ない。

デメリット

日本国内限定のサービスやサイトにはアクセスできなく可能性がある。
ソーシャルゲームなどが該当する。
デュアルSIMに対応していない場合、SIMカードの入れ替えが必要。
日本のSIMカードを無くさないように管理する必要がある。
日本のSIMがeSIMだとこの問題は発生しにくい。

cellcard セルカードは店頭で様々なキャンペーンをやっている

筆者が訪れたときは、キャリアショップ店頭で契約するとくじを引けてなにかしら特典が当たるキャンペーンをやっていた。
くじを引いたところ、cellcardロゴの入ったレインコートが当たった。
日本からもレインコートを持ってきていたので結果として荷物は増えてしまったがとても嬉しかった。

くじで当たったcellcardのレインコート
くじで当たったcellcardのレインコート

カンボジアへの渡航には日本のパスポートでもVISAが必要

観光VISA取得はマルチビザでも駐日カンボジア大使館で可能。
blog.fubukiefsf.info

現地シムではなく事前にSIMカードを用意したい場合?

日本での日常のSIMカードと一緒にするならahamoがおすすめ。
詳しくはリンク先を参照。
blog.fubukiefsf.info

海外旅行のときのみのeSIMやahamo以外のプラントの比較はこちらの記事を参照。
blog.fubukiefsf.info

まとめ

今回は、カンボジアの現地携帯電話キャリアのCellcardのSIMカードを契約してみた。
非常に簡単に契約できおまけまで貰ってしまってよりお得感がすごく高かった。 旅行時でもデータ通信を大量に使うわけでなければ、国際データローミングをしても追加料金のない楽天モバイル(2GBまで)かドコモのahamo(30GBまで)を利用するほうがコスパは良い。
今回は、カンボジア滞在日数が多めだったので現地シムを契約して良かった。