はじめに
普段、iPhone(iPhone15 plus)とandroid機(xiaomi 13T Pro softbank版)を持ち歩いている。
ふとしたきっかけで楽天リンク(楽天LINK)で電話をかけた際、電話をかけた相手に非通知になっていると言われ設定がおかしいことに気がついた。
楽天モバイルでは、公式オプションとして常に電話番号を非通知することが可能だがこの設定を行った記憶はまったくなかった。
今回は、楽天リンクで電話をかけた際に非通知になってしまった原因と解決方法を調査した。
調査
機種とSIMカード
機種:Xiaomi 13T pro softbank版
【SIMカード】
物理シム:Y!mobile
eSIM:楽天モバイル
電話機の設定で常に電話の際184を電話番号の頭に付ける設定になっていないか
今回は、楽天リンクでの事象なので電話機側は結論として関係なかった。
my 楽天モバイルのオプションで非通知となっていないか
my 楽天モバイルには発信者番号非通知設定があり、これがONとなっていると電話かける際に全て非通知になることがある。 今回は、オフとなっていた。
データ通信が楽天モバイル以外が選択されていないか
これが原因で非通知となることもあるようだが、今回は、デュアルシム運用しているY!mobileのシムから楽天モバイルにデータSIMを切り替えても非通知のままとなっていた。
デフォルトの電話番号が楽天モバイル以外が選択されていないか
設定を確認したところ 電話をかける際に電話番号を選択する設定となっていた。
原因判明
楽天リンクの仕様では、設定次第で電話番号が非通知になってしまうことがヘルプに書かれていた。
画像記載の通り、デュアルシム運用の場合デフォルトの電話回線を2枚のうちどちらかを選択するか、電話をかける際に選択するかを選ぶことができるようになっている。
network.mobile.rakuten.co.jp 結論としてはここに答えが書いてあるのだが、どう設定するかが視覚的に分かりにくく原因を突き止めるまで手間取ってしまった。
解決方法
デフォルトの電話番号を楽天モバイルの回線とすることで楽天リンクアプリから電話かけた際に相手に電話番号が通知されるようになった。
データ通信のデフォルトがY!mobile、通話のデフォルトが楽天モバイルといった設定でも電話番号は通知され非通知とならなくなった。
まとめ
いくつかのサイトを参考に検証を行ったが、通話のデフォルトとデータ通信のデフォルトが混ざって認識しているサイトが多かったため原因把握に時間を要してしまった。
そのためこの記事を残すこととした。
楽天モバイルの楽天リンクはandroid機であれば海外に居ても日本の有料でない(ここでの有料はナビダイヤル等を指す。)電話番号の多くに無料で電話をかけることができ、国際ローミングのデータ通信も2GBまで利用できるためかなり重宝している。
データ通信量もまちなかであれば不自由なく使えるが、やはりまだまだ他のMNOに比べエリアが狭いことがネックと感じている。
海外であれば、現地のキャリアが基地局整備しているためエリアについては気になりにくい。
そのため、日本国内では、デュアルシム運用し2枚めにY!mobileのSIMカードを入れることでソフトバンクのエリアで高速なデータ通信を行い、通話は楽天リンクでお得に利用している。
楽天のエリアにauのエリアがローミングで含まれるため、同時に入れるシムとしては、au系よりソフトバンクやドコモ系のものを入れて利用を行うのが便利だ。
楽天モバイルエリア内であれば高速に無制限にデータも格安で利用できるため移動先にエリア外が少ないのであれば楽天モバイルのみでも快適にスマートフォンを利用できるだろう。