- はじめに
- ホーチミンでバスに乗車した場所
- バス会社の選定
- バス会社の種類
- バス チケットの買い方
- カンボジアビザを持っていないなら
- モクバイ(ベトナム)-バベット(カンボジア)国境を越える
- 用意したほうがいいもの
- 途中食事&トイレ休憩もある
- プノンペンの下車場所について
- バス車内での通信は?
- 到着後プノンペンで安く食事をしたい
- まとめ
はじめに
初めてカンボジア プノンペンを訪れるに当たり、飛行機で行くのか周辺国からバスで行くか悩むと思う。
日本からだと時間的には、飛行機で行くのが速いが2024年10月現在直行便は存在しないため必ずどこかの空港で乗り継ぎとなる。
以前は、ANAがプノンペンまで日本から直行便を飛ばしていたようだが運休中だった。
検討した結果、今回は、ベトナム ホーチミンシティからバスでカンボジア プノンペンまで陸路の国境を越えて行くことにした。
ホーチミンからプノンペンまでは多くの直通バスが走っている。
時間はかかるものの日中であれば異国の車窓を眺めるのは結構楽しいので苦にはならないのでこの陸路で国境を越えるルートを試すことにした。
ホーチミンでバスに乗車した場所
プノンペンまでのバス会社が集まっているバックパッカー街のブイビエン通りそばのファングーラオ通りで乗車した。
どのバス会社も出発時刻の30分前にはバス乗り場へ来るように言われる。
バス会社の選定
バックパッカー街として有名なブイビエン通りのそばのファングーラオ通りに多くのカンボジアへ向かうバス会社が集まっている。
値段に多少差があれど、値段は似たりよったりなので出発時刻でバス会社を決めて問題ないと思う。
良く車内の清潔さなど求めるられるとは思うが、日本のような綺麗さは無いので諦めたほうが良い。
バス会社の種類
ファングーラオ通りを歩いて目についたバス会社を簡単に紹介する。
どの会社も窓口でチケットを買える。
乗りたい当日にチケットを買おうとしても空席があれば乗れる。
また、満席の場合他のバス会社を紹介してくれることもあるようだ。
ここで紹介した以外でも郊外から乗るタイプのバスもあるようだ。
本数は早朝から13時頃までおおよそ1時間に1本はあるようなので本数は多いと言える。
いずれのバス会社もバスのチケット代のみで国境越えの手続き代行費用やVISA取得費用は含まれない。
google mapのレビューなどを読む限りバス会社との金額トラブルは、バス代金にVISA代や手数料が含まれていると勘違いしている旅行者とのトラブルが多いように見受けられた。
記載している金額はすべてバス会社の公式サイトなどで直接取った場合の金額なので相場の目安として認識してほしい。
バス会社オフィスで取る場合とオンラインで値段が異なることがあるので注意すること。
Kumho Samco Buslines
赤色が目立つバス。
時刻表(2024年10月現在)
バス時刻出発 | 価格 |
---|---|
06:45 | 500.000₫〜575.000₫ |
07:30 | 500.000₫〜575.000₫ |
07:45 | 500.000₫〜575.000₫ |
08:45 | 500.000₫〜575.000₫ |
11:00 | 500.000₫〜575.000₫ |
13:30 | 500.000₫〜575.000₫ |
※日によってダイヤは異なり走っていない場合もある詳しくはwebページを参照のこと。
※チケット代も機材やタイミングで異なるようだ詳しくはwebページを参照のこと。
Danh Danh Bus
公式サイトはfacebook pageにある。
時刻表(2024年10月現在)
バス時刻出発 | 価格 | 座席種類 |
---|---|---|
05:00 | 500.000₫ | 寝台 |
06:30 | 500.000₫ | 座席 |
08:30 | 500.000₫ | 座席 |
09:30 | 500.000₫ | 座席 |
11:30 | 500.000₫ | 座席 |
13:30 | 500.000₫ | 座席 |
15:30 | 500.000₫ | 寝台 |
※日によってダイヤが異なり走っていない場合もある詳しくはfacebookページを参照のこと。
※チケット代も機材やタイミングで異なるようだ詳しくはfacebookページを参照のこと。
Long Phuong Bus
緑色が特徴的なバス。
時刻表(2024年10月現在)
バス時刻出発 | 価格 |
---|---|
06:00 | 500.000₫ |
07:00 | 500.000₫ |
09:30 | 500.000₫ |
11:00 | 500.000₫ |
13:00 | 500.000₫ |
15:00 | 500.000₫ |
※日によってダイヤは異なり走っていない場合もある詳しくはwebページを参照のこと。
Phuong Heng Bus
今回選んだバス会社はこちら。
13:00に出発するプノンペン行きに乗った。
時刻表(2024年10月現在)
バス時刻出発 | 価格 |
---|---|
07:00 | 500.000₫ |
08:30 | 500.000₫ |
13:00 | 500.000₫ |
16:00 | 500.000₫ |
※日によってダイヤは異なり走っていない場合もある詳しくはwebページを参照のこと。
※チケット代も機材やタイミングで異なるようだ詳しくはwebページを参照のこと。
バス チケットの買い方
直接バス会社のオフィスで買う
乗り場となっているバス会社のオフィスで聞くと時間やチケットの値段、空席があるか教えてくれる。
クレジットカードが利用できる場合もあるが現金を用意しておいたほうが安全だ。
オンラインで予約する
公式サイトやバス予約サイトでバスチケットを予約・購入することが可能だ。
公式サイトの場合、手数料が上乗せされている場合が多く値段が異なる。
チケットが少し高くても、klookなど安心できるサイトで購入することも可能だ。
klookでバスチケットを購入する
筆者は、klookでバスチケットを購入した。
バスチケットが相場よりは高かったかもしれないが安心してクレジットカードが利用できた。
お得なklookの登録
ここからklookに登録すると500円分の割引がもらえる。
紹介コードが必要な場合はこちら: VEY9GD
カンボジアビザを持っていないなら
カンボジアへの渡航は、ビザが必要だ。
事前に日本で観光ビザを取得することも可能だが、陸路の国境でも取得が可能。
この場合、手数料が少し乗るがバス会社に任せてVISAを取得したほうがトラブルが少ない。
ネットの他のサイトなどの情報を見てもらうとわかるが、個人で全て手続きすると時間がバス会社に任せるよりかかるのと賄賂要求があったりとトラブルに巻き込まれる恐れがあるためだ。
たかが数ドルさえれど数ドルなので節約したい気持ちは分からなくもないがこの数ドルで後の時間のかかり方が大きく変わるのでもったいないと思うかもしれないが払うのをおすすめする。
各バス会社のgoogle mapのレビューを見るとトラブルでバスにイミグレーションで置いて行かれてるケースも見かけるので気をつけよう。
あらかじめカンボジアビザを取得しておけば安心
日本にあるカンボジアの大使館や領事館で事前にVISAを取れるので出国前に取っておけば基本的に国境での追加の手数料は掛からない。
まれにビザを持っていても手数料を要求するバスもあるようだが、国境でVIPレーン的な場所を通らせてくれたりするのでそのための手数料としてトラブル防止の為、諦めたほうが良い。
eVISAはあらかじめ印刷したコピーが必要
バスでのVISA確認時にeVISAを取得している場合は、eVISAを紙に印刷して置かないとバス会社がVISAの所有を確認する手段がないためビザ料金を請求されることがある。
筆者はあらかじめ日本でVISAを取っていたので問題なかったが、他のeVISAを取ったと思われる乗客は、印刷されたVISAの領収書を確認されていた。
スマートフォンで何でも出来る世の中ではあるが印刷しておいたほうが安心なようだ。
モクバイ(ベトナム)-バベット(カンボジア)国境を越える
モクバイ(ベトナム)-バベット(カンボジア)国境を越えるため国境では2度バスを下車する必要がある。
2度なのは、ベトナム側とカンボジア側でそれぞれ手続きをするためだ。
ベトナムのモクバイのイミグレーションでは出国手続きをカンボジアのバベットイミグレーションではVISAの発行(持っていない場合)と入国手続を行う。
バスの乗車率が高い場合は、それぞれ時間がかかる場合がある。
また、国境にもトイレがあるのでここでトイレに行っておいたほうが渋滞に巻き込まれても安全だ。
トイレに行く場合は、バスの添乗員に一言声かけた方が良い。
用意したほうがいいもの
長袖の羽織れる上着
バスの中は冷房がかなり効いているのでパーカーなどで良いので薄手の羽織れる上着を用意した方が良い。
飲み物と食べ物
水が配られはするが長時間の乗車となるため渋滞に巻き込まれて遅延すると休憩ポイントへの到着も遅れるためおやつや軽食と飲み物を持っておいた方が良い。
車内は冷房がかなり効いているためそこまで喉は乾かないが念の為持っておこう。
飲みすぎるとトイレが近くなるので注意。
途中食事&トイレ休憩もある
カンボジア国内に入ってから1時間ほどで休憩で停車した。
筆者が乗車したバスは渋滞に巻き込まれたためもう少し掛かった。
トイレだけでなく食事や飲み物軽食の調達も可能。
プノンペンの下車場所について
カンボジアプノンペンの下車場所のバスオフィスは、ホーチミン側と違いバス会社によって多少異なりファングーラオ通りの様に密集していないようだった。
ただ、いくつかのバス会社は周辺にあった。
筆者が乗った、Phuong Heng Busは、プノンペンスタジアムのそばに到着した。
バス降り場からの移動
バスを降りた場所で、トゥクトゥク(オートリキシャ)の勧誘やSIMカード販売と両替をしてくれるおじさんがあるので必要に応じて交渉して利用するとよいだろう。
しっかり交渉しないとボッタクリに遭うこともあるので注意してほしい。
筆者は、ドルを持っていなかったのでベトナムドンをドルに両替してもらった。
その後、Grabでトゥクトゥク(オートリキシャ)を呼びホテルに移動した。
バス車内での通信は?
バスにwifiが備わっているがほとんど繋がらなかった。 筆者は、はahamoを利用していたので国をまたがっても快適にスマホが使えた。 事前にベトナムとカンボジアで使えるSIMカードを用意するかahamoや楽天モバイルを利用していればベトナムからカンボジアへ移動してもスマホのデータ通信は困らない。
到着後プノンペンで安く食事をしたい
手軽で確実な方法は、プノンペンセントラルマーケットやプノンペンナイトマーケットへGrabなどで移動して市場内の屋台で食べることだ。
観光客が多く来る場所なので安心して食事ができる。
まとめ
ベトナム ホーチミンからカンボジア プノンペンまでの国境を越えるバス移動を紹介した。
乗り継ぎにはなるが、アンコールワットのあるカンボジア シェムリアップまでチケットをまとめて買うことも出来るようだ。
かなりの長距離に移動になってしまうためプノンペンで少し滞在したほうが楽しめるとは思う。
今回、選択したバスは出発時間も遅かったため渋滞に巻き込まれてしまったが早朝のバスだともう少しスムーズに移動できるようだ。
一見バスの移動は、長時間で退屈かもしれないが異国の地で見慣れない景色が変わっていく様子は観光としても楽しめるのでバス旅もおすすめだ。
この記事にを逆に読めば、プノンペンからホーチミンの移動にも利用できるだろう。