
- はじめに
- 先に結論
- 用意するべきもの
- WeChat PayとAliPayの比較表(旅行者向け)
- 中国でもLINEやgoogleに繋がるSIMカードはKlookやkkdayで旅行前に購入できる
- WeChat Pay(微信支付)とは?特徴と使い方
- Alipay(支付宝)とは?特徴と使い方
- 中国で実際に支払ってみた感想
- 結局どちらが良いの?
- 筆者はエポスカードを登録して利用している
- 中国でのホテルの予約はどうしてる?
- 中国旅行で他に注意したいこと
- まとめ
はじめに
中華人民共和国こと中国ではキャッスレス決済(QRコード決済)がとても進んでおり現金での決済を見かけることがとても少ない。
キャッシュレス決済には主にWeChat Pay(ウィーチャットペイ)とAliPay(アリペイ)が利用されており個人商店であっても壁にQRコードがありそれをいずれかのアプリでスキャンして支払う。
他にも日本でのクレジットカードに相当する銀聯カード(UnionPay)も広く利用されている。
中国の多くの銀行ではキャッシュカードに銀聯カード(UnionPay)の機能が搭載されていることが多い。
以前は、WeChat Payなどにクレジットカードを登録しても店頭では利用できず、利用可能なサービスはプリペイドSIMカードのトップアップ(チャージ)など使えるサービスが限られていたがここ数年で状況が変わった。
過去、2018年頃だと中国の知人や空港などに設置されているPocket Charge(現在は旅行者ではチャージ用のレシートは発行できてもWeChat PayやAliPayのチャージに利用できない)などでWeChat Payに入金して使う方法が主流だったが、いずれの方法も現地在住者でないと利用が難しく旅行者にはQRコード決済の利用には厳しい状況が続いていた。
しかし、近年、旅行者であってもWeChat PayまたはAliPayにクレジットカードを登録して店頭での支払いで利用が出来るようになり、現金を持たずとも便利に買い物ができるようになった。
ただし、為替レートを考えると手数料などで有利とは言えないが便利さには変えられない。
もちろん全く現金が必要ないわけでは無いが、スマートフォン一つで何でもできる便利さはとてもスマートに感じる。
今回は、実際に中国国内でWeChat PayとAliPayを利用してきたので登録方法や使い方を紹介しようと思う。

先に結論
グループ旅行するなら中国国内でもLineのようにメッセージでのメッセージ送信機能が利用できるWeChat Pay。
ひとりでの旅行や出張などメッセージ送信機能が不要で決済のみ利用するならAliPay。
それぞれ多少特典やできることに違いがあるが、旅行で訪れるならあまり活用できないからだ。
どちらのアプリもDiDiでタクシーを呼べ決済も日本のクレジットカードを登録して利用できる。
現地での決済しか使わないのであれば、AliPayでことが足りる。
用意するべきもの
・WeChatやAliPayをインストールしたスマートフォン
・SMSを受信できる電話番号(日本の電話番号でOK)
・クレジットカード (筆者はJQエポスカードを利用)
WeChat PayとAliPayの比較表(旅行者向け)
| 項目 | WeChat Pay(微信支付) | AliPay(支付宝) |
|---|---|---|
| 運営会社 | Tencent(テンセント) | Alibaba(アリババ) |
| アプリ名 | WeChat(微信) | AliPay(支付宝) |
| アプリの種類 | メッセンジャー+スーパーアプリ | 決済+スーパーアプリ |
| インストールのしやすさ | App Store / Google Play で可 | App Store / Google Play で可 |
| 日本の電話番号で登録 | 可能(SMS認証あり) | 可能(SMS認証あり) |
| クレジットカード登録 | 可能(Visa / Mastercard / JCB等) | 可能(Visa / Mastercard / JCB等) |
| 利用開始の手軽さ | やや分かりづらい(設定メニューが階層にある) | わかりやすい(ホーム画面にPayボタン) |
| ミニアプリ対応 | 多数対応(シェアサイクル、配車など) | 多数対応(シェアサイクル、配車など) |
| QRコード支払いの流れ | 店員にバーコード提示 or 店頭QRコードを読み取る | 店員にバーコード提示 or 店頭QRコードを読み取る |
| 為替レート/手数料 | クレカ会社レート+3〜4%前後の手数料 | クレカ会社レート+3〜4%前後の手数料 |
| 利用できた店舗の多さ | 同等(コンビニ、自販機、KFCなど) | 同等(コンビニ、自販機、KFCなど) |
| メッセンジャー機能 | 有(LINEのような機能) | 無 |
| 旅行者への分かりやすさ | △(多機能で迷いやすい) | ○(PayやScanボタンが分かりやすい) |
※旅行者目線では「支払い専用」として使うならAliPayの方がシンプルで分かりやすい。
※グループ旅行や中国人との連絡手段としてWeChatもインストールしておくと便利。
中国でもLINEやgoogleに繋がるSIMカードはKlookやkkdayで旅行前に購入できる
中国本土ではGoogle・LINE・Instagramなどのサービスが利用制限されているため、旅行前にVPN不要で使えるeSIMを用意しておくことがとても重要だ。
以下のKlookとKKdayのリンクから、旅行者向けeSIMを簡単に購入可能だ。
WeChat Pay(微信支付)とは?特徴と使い方
中国でシェアトップのメッセージアプリWeChat Payに搭載された決済機能。
WeChatはスーパーアプリと呼ばれあらゆるサービスがWeChatアプリの中に収まっている。
日本で言うところのLINEに相当するメッセージアプリに決済機能が搭載されている。
家族やグループで旅行に行くのであればLINEなどのメッセージアプリが中国国内で利用できなくともメッセージのやり取りが出来る。
気をつけないといけないのは、日本と違い国家体制の違いなどもあるためメッセージのやり取りは当たり障りのないやり取りをおすすめする。

WeChat Payを利用するには?
WeChat Payを利用するにはWeChatのアカウントが必要だ。
アカウント作成は簡単で、スマートフォンにapp storeやplay storeからWeChatのアプリをダウンロードして新規登録を行うだけ。
新規登録時に利用する電話番号はsmsが受信できる日本の電話番号でOK。
アカウント作成後 下部メニューの人のアイコンの 自分 > 支払いとサービスに進むことでいわゆるWeChat Payの画面となる。
iOS iPhone用アプリ
apps.apple.comandroid用アプリ
クレジットカードの登録方法
ログイン済みのWeChatアプリを開く。
次に支払いとサービス画面 > ウォレット > Bank Cards > +Add aBank Card から登録できる。
Alipay(支付宝)とは?特徴と使い方
日本では、アリエクスプレスでおなじみのアリババが提供するQR決済サービス。
AliPayアプリもスーパーアプリと呼ばれあらゆるサービス(配車アプリやシェアサイクルのレンタルなど多数)がAliPayアプリの中に収まっている。
AliPayを利用するには?
AliPayを利用するには、AliPayのアカウントが必要だ。
アカウント作成は簡単で、スマートフォンにapp storeやplay storeからAliPayのアプリをダウンロードして新規登録を行うだけ。
こちらも、新規登録時に利用する電話番号はsmsが受信できる日本の電話番号でOK。
WeChat Payと違いHOME画面にすでにScan(QRコードをスキャン)やPayのアイコンが有るため支払いのためだけで利用するならAliPayのほうが分かりやすい。

iOS iPhone用アプリ
apps.apple.comandroid用アプリ
クレジットカードの登録方法
ログイン済みのAliPayアプリを開く。
下部メニューの人のアイコンの Account > Bank Cards > + Add more bankに進むことでクレジットカードを登録できる。
中国で実際に支払ってみた感想
コンビニと自動販売機、ケンタッキーフライドチキン(KFC | 肯德基)で使ってみた。
コンビニでは、日本と同じくレジで商品をスキャンしてもらいAliPay WeChat Payどちらでも良いので支払い用のQRコードを提示してスキャンしてもらうことで決済が終わる。
決済後すぐに利用履歴の通知がアプリに届く。
使用感は、日本のPayPayとほぼ変わらない。
自動販売機やKFCでは、QRコードをWeChat PayまたはAliPayで読み取り各アプリ内のミニアプリが起動するのでその中で商品を選び決済を行う。
決済には設定しておいた6桁のPINコードが必要だがこちらもすぐに支払いが完了するため利便性が高い。


個人商店では、AliPay用とWeChat Pay用またはどちらでも利用可能なQRコードが壁やテーブルに貼ってあるためそちらを読み取り金額を入力して支払いを行う。
金額を入れる支払い方法もPayPayでもおなじみの方法だ。
いずれも、モバイルネットワークが必須なので現地で利用できるSIMカードを用意しておきたい。
筆者は、海外でも対応国で最大15日間、最大30GBまで利用できるahamoを利用した。
結局どちらが良いの?
中国国内で日本でよく利用されているメッセージサービスのLINE等にアクセスが出来るネット環境を持っているなら旅行者はどちらでもあまり変わらない。
LINEなど日本でもおなじみのアプリを利用できない中国現地のネットワークを使わないとならないならWeChat Payをおすすめする。
WeChat PayはWeChatにキャッシュレス決済機能がついたものなのでLINEのようなメッセージ送信なども出来るからだ。
シェアサイクルや配車アプリも気軽に使いたいとなると内包されているAliPayのほうが便利なパターンもある。
一長一短で必ずこちらとは決めがたい。

筆者はエポスカードを登録して利用している
エポスカードは海外旅行保険も充実しており、自宅から空港までの交通手段の料金を
エポスカードで払えば利用付帯の海外旅行保険が有効となる。
年間100万円以上利用すると永年無料のゴールドカードのインビテーションが届き、ゴールドカードに切り替えれば国内空港のいわゆるカードラウンジも利用可能となりお得だ。
筆者は、JR九州のJQカードポイントを貯めているため、ゴールドカードへ切り替える際にJQエポスカードに切り替えて今も便利に日常も含めて利用している。
もしまだ、クレジットカードを持っていないのであればこの機会にエポスカードを作ってみてはいかがだろうか?
中国でのホテルの予約はどうしてる?
筆者は、中国国内のホテルはtrip.comで予約するようにしている。
trip.comでは、中国の高速鉄道の切符も購入でき中国旅行では心強い。
まれに、外国人が宿泊不可能なホテルもあるので口コミをしっかり確認したい。
中国旅行で他に注意したいこと
中国では、googleやLINE、X、facebook、Instagramなど日本でもおなじみのサービスが遮断されている。
香港やタイ、日本のSIMカードで国際ローミングすることで利用することが可能にはなるがGoogleマップは意図的にずれるようになってるのと情報が古いため中国では利用がほぼできない。
そこで代替の地図アプリを用意しておいたほうが不便が少ない。
海外旅行では、不安から「念のため」と荷物を詰め込みすぎてしまい、バックパックが肥大化しがちだ。
しかし、道具の選び方次第で、長期間の渡航であっても荷物は驚くほどコンパクトにできる。
実際に様々な国を旅して厳選した、身軽さと快適さを両立する「現地で本当に役立つ旅の道具リスト」の全貌は以下の通りだ。
まとめ
今回は、旅行者での利用できる中国でのキャッシュレス決済手段を紹介した。
Lineの様なメッセージ機能も利用するならWeChat Payを選択し、QR決済のみの利用ならAliPayで良いだろう。
配車アプリやシェアサイクルのレンタルなどするならAliPayのほうが便利だと思う。
支払手段のバックアップのため両方いれるでも良いだろう。
実際筆者は両方のアプリをインストールしている。
ただし、中国へいかない限りは基本的に利用する機会はないので旅行の予定があるなら試すくらいの感覚でいてほしい。
中国への渡航も2025年現在、30日間の滞在であればノービザで行けるようになったため旅行先として選ぶ人も増えているかもしれない。
WeChat Pay、AliPayともに2019年頃は登録したクレジットカードで店頭での決済ができなかったのでその頃に比べるとかなり利便性が向上している。
海外旅行でのレート変換の決済手数料が多少はかかるが、キャッシュレスのかなり進んだ中国でATMを探して現金を利用する手間を考えるとクレジットカードの両替手数料も仕方ないかなといった気分になる。
香港旅行のついでに深圳へ行ったり、上海旅行でディズニーランドへ行くなどの旅行時の決済手段の参考になれば幸いだ。


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